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ESTモデル事業を見る/地域からさがす

富山市

富山港線フィーダーバス試行運行事業

概要

高頻度なフィーダーバスの運行で、主要駅と住宅地を接続することによって、公共交通の利便性の高い地域を形成し、車から公共交通への転換を図るもの。

事業主体

富山市

協力機関

富山地方鉄道(株)

実施年度

H17~H18

予算

78百万円

事業の背景

このエリアで従前から運行されていた路線バスは、利用者が減少し、それに伴って本数が減少する、負のスパイラルに陥っており、廃止が検討されたこともあった。そこで利用促進のため利便性を向上させるとともに、鉄道との結節を強化し、鉄道の利用圏域の拡大を図る必要があった。

工夫・課題への対応

増便、鉄道とのダイヤ調整、乗り継ぎの円滑化など、フィーダーバスと鉄道の接続環境を向上させたことによって、フィーダーバスの利用者の96%が鉄道に乗継利用しており、鉄道の利用圏域の拡大に一定の効果があった。また従前の路線バスと比べ、利用者が約3割増加した。

現在の状況・今後の見通し
  • 自治体単独予算などで取組みを継続
  • フィーダーバスの利便性を沿線住民にさらにPRし、持続的な運行を可能とする運賃収入を確保していく
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