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■ 目次
1.北上川流域連携交流会における取組み(岩手県、宮城県)
2.広瀬川の清流を守る会の各種取組み(宮城県)
3.アサザ基金における取組み(茨城県)
4.ふるさと街づくり推進協議会における取組み(埼玉県)
5.多摩川センターにおける取組み(東京都)
6.鶴見川流域ネットワーキングにおける取組み(神奈川県)
7.出雲崎妻入りの街並景観推進協議会における取組み(新潟県)
8.九頭竜川における取組み(福井県)
9.「三峰川みらい計画」実現に向けての取組み(長野県)
10.地域総参加による清住緑地(境川)の水辺づくり(静岡県)
11.ゲンジボタルの育成・放流における取組み(愛知県)
12.国道23号西尾道路親子植樹祭開催とその後の維持管理活動における取組み(愛知県)
13.「環境に優しい観光都市奈良」社会実験における取組み(奈良県)
14.RACDA等による路面電車導入の取組み(岡山県)
15.「あいロード」(ボランティア・サポート・プログラム)における取組み(愛知県)
16.筑後川流域連携倶楽部における取組み(福岡県、佐賀県、熊本県、大分県)
17.豊前の国建設倶楽部による山国川流域における取組み(福岡県、大分県)
1.協働・連携体制
RACDA(路面電車と都市の未来を考える会)は、路面電車を中心に岡山の未来の街づくりを多面的に考える市民団体として、平成7年10月に発足した。
市民の立場から人と環境にやさしい路面電車と都市の未来を考え、利用しやすい公共交通システム実現をめざしている。
路面電車環状化構想の導入にあたっては、都市局の「路面電車走行空間開発事業」として岡山市が取り組んでいること、また、直轄国道路線(国道53号)に路面電車が存在することや中心市街地活性化に寄与することから、まちづくりや路面電車導入等に関するイベントに建設省として関わっている。
また、平成12年11月1日に岡山市は、市役所筋に路面電車を導入した場合の影響を調査する社会実験にあたり「岡山市交通社会実験実行委員会・幹事会」を発足(事務局:岡山市)させた。この委員・幹事にRACDAもメンバーに加わっている。
2.実施内容、実施状況等
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RACDAの活動は、路面電車の活用に関する研究、要請活動、視察、社会実験などを行うことによって市街地の活性化を目指している。
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近年では、マイカーの乗り入れを規制し公共交通のみ乗り入れ可能な空間であるトランジットモールに関する社会実験などを協働・連携して実施している。
・平成11年9月19日:西川トランジットモール社会実験
(建設省後援、RACDA共催)
・平成11年11月28日:県庁通りトランジットモール社会実験
(建設省、RACDAともに共催)
・平成12年5月21日:後楽園通り歩行者天国
(建設省後援協力、RACDA共催)
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岡山市では、国際・福祉都市を見据えた街づくりを進めているなかで、空洞化、交通渋滞、環境悪化等の問題を抱える中心市街地を「人間優先の生活空間」に再生し、訪れる人でにぎわう「交流空間」として形成することを目指している。
3.課題、問題点等
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地球温暖化対策をはじめとする21世紀の豊かな社会づくりにむけての日本の積極的な行動に世界的な関心が集まっているなか、市民が交通やまちづくりの問題についても積極的に意見を述べていかなければならない。
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同時に、市民運動の様々な限界をクリアするため、公共交通機関やまちづくりに対して建設省にも積極的な施策の立案と実践をおおいに期待する。
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