国際交通セキュリティ大臣会合
1.目的
交通セキュリティの強化と円滑かつ効率的な交通との調和の実現に向けて、主要国大臣の間で知見・情報を交換するとともに、共同宣言などを通じて本分野における国際的な協調・連携を推進する。
2.日程等
日程 |
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2006年1月11日(水)〜13日(金) |
場所 |
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日本(東京プリンスホテル・パークタワー) |
主催 |
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日本 国土交通省 |
参加国・機関 |
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オーストラリア、カナダ、中国、フランス、ドイツ、インドネシア、イタリア、日本、韓国、マレーシア、ロシア、シンガポール、イギリス、アメリカ、欧州委員会(EC)、国際民間航空機関(ICAO)、国際海事機関(IMO)、世界税関機構(WCO) |
出席者数 |
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外国・国際機関約170名、日本側約50名、計約220名 |
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首席代表一覧 |
3.議題等
交通セキュリティの強化と円滑かつ効率的な交通との調和の実現をテーマとして、3つの議題を設定。議題毎にセッションが設けられ、12日に議論が行われた(下記(1)〜(3))。また、13日午前中、交通セキュリティにおける将来の施策の方向性について、総括的な議論を行った。さらに、交通セキュリティ担当大臣が集合した機会に国際的な関心を集めている鳥インフルエンザ問題についても議論を行った(下記(4))。
(1) | 海事分野におけるセキュリティ |
(2) | 航空分野におけるセキュリティ |
(3) | 陸上交通分野におけるセキュリティ |
(4) | 総括セッション |
4.結果
会合では、主要国の交通セキュリティ担当大臣が集まり、交通に関するセキュリティの確保のため、参加各国・機関の知見・情報を交換すると共に、今後各国が連携・協調して推進するべき課題について議論が行われた。
その結果、各国の強い連携、途上国等へのテロ対処能力強化の支援推進、関係国際機関の活動支持を通じて、交通に関するセキュリティを確保していくという、交通セキュリティ担当者の強いメッセージを世界に発出すべきとの意見で一致した。
また、鳥インフルエンザ問題に関し、緊急時の対応という点においてセキュリティ対策と共通点もあることから、インフルエンザによる交通への障害を最小限に抑えるよう努めることが合意された。
[会合で採択された大臣宣言・大臣声明]
[会合の概要]
※ 会合の様子についてはこちらをご覧ください
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