平成28年2月2日(火)に開催した、「海洋観光に関するワークショップ2016~次世代の若者による海洋観光へのチャレンジ~」の資料等について公表いたします。
本ワークショップは、観光の力を海洋政策にどのように活用できるか検証すること等を目的に東洋大学と国土交通省のコラボレーション企画として開催いたしました。
当日は、東洋大学学生が与えられたテーマに対して実際に施策を検討した内容を提案しました。また、国土交通省(海事局・港湾局)や、民間企業、教育機関、NPO法人から学生の提案とも深く関連する海洋観光の最新の取組みを紹介いただき、議論を深めました。
ワークショップ当日は、多数の方々にご参加いただき、誠にありがとうございました。
○開催日時 平成28年2月2日(火)14:00~17:00
○会 場 東洋大学白山キャンパス8号館7階125記念ホール(東京都文京区)
○参 加 者 約160名
○プログラム
○講演者紹介
第1部:東洋大学学生からの政策提案発表
○【A班】国境離島(南鳥島など)へ観光するための、魅力的なツアーの企画とは
「南鳥島での航海と現地での体験を通じておこなう海の体験学習」
○【E班】海洋観光の専門家(業界プロ)を育成するためには、今後どんな取組が必要か
「未来のウミを担う人材 ~ウミとヒトをツナグ~」
○【H班】「観光」を使って、海の魅力を10代の若者に発信するためには、今後どんな取組が必要か
「Sight“sea”ing」Project ~今、伝えたい「青」がある~」
第2部:最近の取組紹介
<国土交通省における海洋観光に関する取組紹介>
○海事局
「日本の魅力を活かした船旅の活性化について」
○港湾局
「クルーズ振興を通じた地方創生」
<民間企業・教育機関・NPO法人における取組紹介>
○松井 克哉(日本クルーズ客船株式会社 船長)
「クルーズ産業における沖ノ鳥島等の離島利用について」
○青山 敦士(株式会社島ファクトリー 代表取締役)
「島を繁盛させる島の販売促進会社を目指して」(島根県隠岐郡海士町)
○楠田 拓郎(NPO法人体験村・たのはたネットワーク 事務局長)
「漁村文化を伝える“番屋エコツーリズム”」(岩手県下閉伊郡田野畑村)
○窪川 かおる(東京大学大学院理学系研究科 特任教授)
「海洋観光振興への海洋教育の役割 ~学校と社会教育から~」
本ワークショップでは、学生の提案を審査し、「最優秀賞」と「優秀賞」の表彰を行いました。各テーマ3チーム合計9チーム(全56人)が取り組み、事前に行われた選考会において選ばれた3チームがワークショップで発表を行いました。当日は、参加者の投票結果と審査員の評価結果により「最優秀賞」を選出し、その他の2班を「優秀賞」として表彰いたしました。
【最優秀賞】
【A班】南鳥島での航海と現地での体験を通じておこなう海の体験学習
【優秀賞】
【E班】未来のウミを担う人材 ~ウミとヒトをツナグ~
【H班】Sight“sea”ing」Project ~今、伝えたい「青」がある~
ワークショップで発表した3チーム以外の提案は、事前の選考会の資料をパネル展示し、会場で紹介いたしました。
○パネル展示資料