「多様な主体間のパートナーシップの構築」の事例
事例8:防災ボランティアによる土砂災害危険箇所の点検(河川局砂防部)やアドプトシステム等における住民参加(徳島県神山町、愛媛県久万町等)
1.取組みの概要
(1)防災ボランティアによる土砂災害危険箇所の点検
・雨前期および豪雨や地震の発生後に、防災ボランティアによる土砂災害危険箇所の点検を実施。
・また、点検における斜面カルテの活用についての研修会等も実施。
・土砂災害防止の知識を高めてもらうための講習会・現地見学会などを開催。
(2)アドプトシステムの導入
・住民や企業が、公物管理の「里親」となって、植栽や清掃等の平時の施設維持管理を行う「アドプト(養子縁組)システム」がいくつかの自治体で導入されはじめている。
2.コミュニケーション型行政の観点からの良い点
・地域住民が、地域内の施設管理を行政まかせにせず、住民自身の手で主体的に管理を行っている点。
・地域住民の自発的な取組みを、行政側が支援するというパートナーシップが確立され、住民と行政の協働・共創作業として取組みを行っている点。
|