
国土交通白書 2024
第2節 デジタル技術の活用によるイノベーションの推進
コラム 地理空間情報を活用した「建築・都市のDX」の推進
建築BIM・PLATEAU・不動産IDを一体的に推進する「建築・都市のDX」により、屋内外シームレスな高精細なデジタルツインが構築されます。これと地理空間情報を連携させることにより、可視化・高度なシミュレーションによる維持管理、都市開発、不動産取引の効率化・高度化、建築・都市に関するデジタル情報等を活用した新サービス・新産業の創出、地域政策の高度化等に寄与します。
例えば、中小の設計事務所・建設業者のBIM活用を促進することで、建築BIMの社会実装を加速化する取組みや、PLATEAUとBIMの統合マップを利用したドローンの自律運航システムの精度向上、様々な業界から成る不動産ID官民連携協議会の下で実証事業のさらなる検証を進めてまいります。
