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鉄道の技術開発
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LRVの狭軌超低床化に関する技術開発
1.制度の概要
   高齢者、身体障害者等の移動の円滑化(バリアフリー化)を進めるためには、超低床LRV の導入が不可欠であるが、 我が国特有の狭軌の線路では、従来の技術では対応不可能であるため、主だった車両メーカーで構成される「技術研究組合」が行うLRVの狭軌超低床化に関す る技術開発を支援する。
(1) 補助対象事業者 超低床エルアールブイ台車技術研究組合
(2) 補助率 技術研究組合が行う技術開発に要する費用に対し、国が1/2補助(技術研究組合 1/2)
2.研究の概要とその成果
   車両の超低床化を実現するためには、左右の車輪をつなぐ車軸をなくすことが必要である。
 さらに、我が国特有の狭軌の車両で超低床化を実現するために、極めて限られたスペースの中に車輪、台車枠、電動機、ブレーキ装置等を納めなければなら ず、そのために 高加減速性能を有する超小型電動機や新たな機構のブレーキ装置の開発などを行った。[事業規模 408 百万円:13年度〜15年度]

【超低床LRVと従来のLRVとの違い】


 この開発成果をもとに、国産初の100%超低床LRV車両が完成、第1号車両が広島電鉄(標準軌)で平成17年の 3月から走行する 予定。

【広島電鉄に導入される超低床LRV「グリーンムーバーmax」】

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