II 建物の利用現況(土地と建物の所有が同一のものに限る)
- 建物を用途別にみると、総延べ床面積が最も大きいのは、「工場・倉庫」(約594百万u)である。
[図13] 所有地にある建物の利用状況別総延べ床面積
- 構造別にみると、全体では、「鉄骨造」の建物の床面積が55.3%と総延べ床面積に占める割合が最も高くなっている。
[図14] 所有地の用途別構造別総延べ床面積割合
- 建築年次別に建物の総延べ床面積の割合をみると、「工場・倉庫」については昭和50年以前に建てられたものの割合が高くなっている(50.6%)。また、「店舗」では平成5年以降に建てられたものの割合が高い(19.8%)。
[図15] 所有地の用途別建築年次別総延べ床面積割合
- 土地の面積に対するその土地にある建物の延べ床面積の割合をみると、
@その平均比率が高い都道府県は、東京都(101.6%)、大阪府(75.3%)、神奈川県(50.9%)などである。
[図16a] 都道府県別_所有地の土地面積と当該土地における建物延べ床面積の比率別総土地面積 (100%以上のもの)
(平均比率)=(建物の延べ床面積の総和)÷(建物のある土地面積の総和)
A政令都市単位で同様の比率をみると、東京23区で146.0%となっている。
[図16b] 所有地の土地面積と建物延べ床面積の比率別総土地面積(100%以上)
Bさらに、「事務所」に絞って政令指定都市単位で同様の比率をみると、東京23区においては、事務所の総延べ床面積が約39百万uで,平均比率が277.1%であった。
[図16c] 所有地の建物の延べ床面積別総延べ床面積(事務所)
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