平成12年7月7日発表
(貨物輸送)
4月の貨物輸送は、前年同月比で、JR(貨物)、内航海運(油送船)が減少したものの、その他は増加した。 |
貨物自動車のうち、特別積合せトラックは、機械が増加したため、前年同月比で0.4%増となった。
一般トラックは、同1.0%増となった。
なお、宅配貨物取扱個数は、前年同月比で8.1%増となった。
内航海運のうち、貨物船は、穀物、その他の特種品、砂利・砂・石材等が減少したものの、その他の品目が増加したため前年同月比で8.3%増となった。
油送船は、全ての品目が減少したため、同15.4%減となった。
自動車航送定期航路は、自動車航送台数は、前年同月比2.7%増となった。
航空は、国内線は前年同月比4.9%増となった。また、12年5月(速報)は同9.3%増となっている。
一方、国際線は同13.6%増となり、12年5月(速報)は同6.9%増となっている。
なお、外国航空会社を含めた新東京国際空港及び関西国際空港の輸出入(継越貨物を除く)をみると、輸出は、前年同月比17.6%増、輸入は同14.0%増となった。
12年5月(速報)は、輸出は前年同月比13.1%増、輸入は13.6%増となっている。
4月の旅客輸送は、前年同月比で航空(国際線)が増加したものの、その他は減少した。 |
民鉄は、前年同月比0.6%減となった。このうち、定期旅客は同2.2%減、定期外旅客は同1.6%増であった。
なお、12年5月(速報:15社)は、前年同月比1.0%減となり、このうち定期旅客は同1.8%減、定期外旅客は同0.4%増となっている。
バス(都営バス及び乗合11社)は、前年同月比1.4%減となった。
なお、高速バス(関東圏−近畿圏間)は、同3.3%減となった。
(注)関東圏(1都3県)、近畿圏(2府4県)の34系統対象。
タクシー(東京)は、前年同月比0.1%減となった。実働率でみると1.6ポイント減の87.6実車率でみると同0.2ポイント増の45.2となった。
なお、12年5月(速報:34社)は、前年同月比2.9%増となっている。
航空は、国内線は、前年同月比0.2%減となった。このうち、幹線は同1.7%増、ローカル線は同1.5%減であった。
一方、国際線は、同14.7%増となった。
なお、12年5月(速報)は、国内線は前年同月比5.1%減、このうち幹線は同4.1%減、ローカル線は同5.8%減となっている。国際線は同10.9%増となっている。
出入国の動向(速報)をみると、出国日本人数は、前年同月比9.5%増、入国外客数は同11.9%増となった。
なお、12年5月(速報)は、出国日本人数は同10.8%増、入国外客数は同4.3%増となっている。
ホテル(東京及び大阪14ホテル)の稼働率は、前年同月比5.3ポイント増の79.5となった。
新車登録台数は、前年同月比で0.4%減となった。このうち、旅客車は同2.1%増(普通車同9.5%増)、貨物車は同14.8%減となった。
なお、12年5月は、前年同月比7.8%増(旅客車同3.9%増、貨物車同37.6%増)となっている。
軽自動車新車販売台数(軽二輪車を除く)は、前年同月比2.9%減(軽乗用車同0.6%増、軽貨物車同9.9%減)となった。
なお、12年5月は、前年同月比1.3%増(軽乗用車同3.6%増、軽貨物車同3.0%減)となっている。
自動車保有車両数は、前年同月比1.2%増であった。
なお、自動車保有車両数のうち登録自動車車両数の12年5月は、前年同月比0.3%増となっている。
高速道路(日本道路公団)の利用台数は、前年同月比2.7%増となった。
なお、12年5月は、0.8%増となっている。