(貨物輸送)
6月の貨物輸送は、前年同月比で特別積合せトラック、内航海運(油送船)、航空が増加したものの、その他は減少した。 |
貨物自動車のうち、特別積合せトラックは、食料工業品、日用品等が増加したため、前年同月比で3.0%増となった。
一般トラックは、同2.5%減となった。
なお、宅配貨物取扱個数は、前年同月比12.7%増となった。
内航海運のうち、貨物船(速報・13社)は、穀物、石炭、石灰石等が増加したものの紙・パルプ、砂利・砂・石材等が減少したため、前年同月比で3.3%減となった。
油送船は、ケミカル、白油関係が増加したため0.3%増となった。
外貿コンテナ(4月分)は、輸出は前年同月比1.0%増、輸入は同10.6%増となった。
自動車航送定期航路は、自動車航送台数は、前年同月比2.4%減となった。
航空は、国内線は前年同月比3.8%増となった。また、11年7月(速報)は同2.5%増となっている。
一方、国際線は同16.1%増となり、11年7月(速報)も同16.1%増となっている。
なお、外国航空会社を含めた新東京国際空港及び関西国際空港の輸出入(継越貨物を除く)をみると、輸出は、前年同月比18.9%増、輸入は同12.6%増となった。
11年7月は、輸出は前年同月比17.8%増、輸入は同12.7%増となっている。
普通倉庫(大手21社)(11年4月〜6月)は、入庫高が前年同期比2.6%減、保管残高が同9.7%減、倉庫回転率が同2.9ポイント増の46.5となった。
冷蔵倉庫(東京都所在事業所)(11年4月〜6月)は、入庫高が前年同期比10.7%増、保管残高が同0.2%増、倉庫回転率が同2.7ポイント増の49.8となった。
6月の旅客輸送は、前年同月比で航空、タクシーが増加したものの、その他は減少した。 |
民鉄は、前年同月比1.7%減となった。このうち、定期旅客は同2.9%減、定期外旅客は同0.3%増であった。
なお、11年7月(速報:15社)は、前年同月比1.3%減となり、このうち、定期旅客は2.7%減、定期外旅客は0.9%増となっている。
バス(東京11社)前年同月比3.9%減となった。
なお、高速バス(関東圏−近畿圏間)は、同1.0%減となった。
(注)関東圏(1都3県)、近畿圏(2府4県)の28系統対象。
タクシー(東京)は、前年同月比0.7%増となった。実働率は同0.7ポイント増の88.9、実車率は同1.1ポイント減の45.0となった。
なお、11年7月(速報:34社)は、前年同月比0.4%増となっている。
航空は、国内線は、前年同月比4.5%増となった。このうち、幹線は同9.3%増、ローカル線は同1.2%増であった。
一方、国際線は、同15.4%増となった。
なお、11年7月(速報)は、国内線は前年同月比0.4%増、このうち幹線は同3.9%増、ローカル線は同2.0%減となっている。国際線は同14.6%増となっている。
出入国の動向(速報)をみると、出国日本人数は、前年同月比2.3%増、入国外客数は同13.4%増となった。
なお、11年7月(速報)は、出国日本人数は同1.5%増、入国外客数は同12.2%増となっている。
ホテル(東京及び大阪14ホテル)の稼働率は、前年同月比3.8ポイント増の71.4となった。
なお、11年7月は前年同月比3.6ポイント増の73.4%となった。
新造船受注量(11年4月〜6月)は、総トン数で前年同期比34.0%減となった。
新造船竣工量(11年4月〜6月)は、総トン数で前年同期比0.5%減となった。
新車登録台数は、前年同月比で9.2%減となった。このうち、旅客車は8.9%減(普通車11.4%減)、貨物車は同11.1%減となった。
なお、11年7月は、前年同月比13.9%減(旅客車同15.0%減、貨物車同5.5%減)となっている。
軽自動車新車販売台数(軽二輪車を除く)は、前年同月比29.2%増(軽乗用車同52.0%増、軽貨物車同1.9%増)となった。
なお、11年7月は、前年同月比30.4%増(軽乗用車同51.5%増、軽貨物車同2.2%増)となっている。
自動車保有車両数は、前年同月比1.2%増であった。
なお、自動車保有車両数のうち登録自動車車両数の11年7月は、前年同月比0.6%増となっている。
高速道路(日本道路公団)の利用台数は、前年同月比0.3%増となった。
なお、11年7月は、前年同月比0.3%減となっている。