(貨物輸送)
9月の貨物輸送は、前年同月比で一般トラック、内航、自動車航走台数が減少した ものの、その他は増加した。 |
貨物自動車のうち、特別積合せトラックは、機械、日用品が増加したため、前年同月比2.1%増となった。
一般トラックは、同0.7%減となった。
なお、宅配貨物取扱個数は、前年同月比で9.3%増となった。
内航海運のうち、貨物船は、その他の特種品、セメント、砂利・砂・石材等が減少したため、前年同月比3.4%減となった。
油送船は、LPガス、白油等が減少したため、0.3%減となった。
外貿コンテナ(8月分)は、輸出は前年同月比1.1%減、輸入は同11.6%増となった。
自動車航送定期航路は、自動車航送台数は前年同月比6.6%減となった。
航空は、国内線は前年同月比4.2%増となった。また、11年10月(速報)は同3.8%増となっている。
一方、国際線は同8.9%増となり、11年10月(速報)は同18.6%増となっている。
なお、外国航空会社を含めた新東京国際空港及び関西国際空港の輸出入(継越貨物を除 く)をみると、輸出は、前年同月比17.9%増、輸入は同14.0%増となった。
11年10月は、輸出は前年同月比19.1%増、輸入は同21.2%増となっている。
普通倉庫(大手21社)(11年7月〜9月)は、入庫高が前年同期比0.6%増、保管残高が同9.8%減、倉庫回転率が同4.8ポイント増の46.6となった。
冷蔵倉庫(東京都所在事業所)は、(11年7月〜9月)は、入庫高が前年同期比10.1%増、保管残高が同7.2%増、倉庫回転率が同0.4ポイント減の48.2となった。
9月の旅客輸送は、前年同月比で航空、タクシーが増加したものの、その他は減少 した。 |
民鉄は、前年同月比1.9%減となった。このうち 定期旅客は同3.0%減、定期外旅客は横這いであった。
なお、11年10月(速報:15社)は、前年同月比2.0%減となり、このうち、定期旅
客は同3.7%減、定期外旅客は同1.1%増となっている。
バス(東京11社)は、前年同月比2.7%減となった。
なお、高速バス(関東圏−近畿圏間)は、同2.9%減となった。
(注)関東圏(1都3県)、近畿圏(2府4県)の33系統対象。
タクシー(東京)は、前年同月比1.2%増となった。実働率でみると0.3ポイント減の87.8実車率は同0.5ポイント減の45.1となった。
なお、11年10月(速報:35社)は、前年同月比2.6%減となっている。
航空は、国内線は、前年同月比0.3%増となった。このうち、幹線は同5.1%増、ローカル線は同3.2%減であった。
一方、国際線は、同6.7%増となった。
なお、11年10月(速報)は、国内線は前年同月比6.7%増、このうち幹線は同12.4%
増、ローカル線は同3.0%増となっている。国際線は同15.5%増となっている。
出入国の動向(速報)をみると、出国日本人数は前年同月比5.1%増、入国外客数は同9.6%増となっている。
なお、11年10月(速報)は、出国日本人数は前年同月比12.1%増、入国外客数は同4.2%増となっている。
ホテル(東京及び大阪14ホテル)の稼働率は、前年同月比4.0ポイント増の70.9となった。
なお、11年10月は、前年同月比0.6ポイント増の82.4となっている。
新造船受注量(11年7月〜9月)は、総トン数で前年同期比32.4%減となった。
一方、竣工量(11年7月〜9月)は、総トン数で前年同期比0.3%増となった。
新車登録台数は、前年同月比9.0%減となった。このうち、旅客車は同8.5%減(普通車同7.8%減)、貨物車は同12.3%減であった。
なお、11年10月は、前年同月比7.4%減(旅客車同7.5%減、貨物車同6.7%減)とな
っている。
軽自動車新車販売台数(軽二輪車を除く)は、前年同月比40.3%増(軽乗用車同68.1%増、軽貨物車同7.2%増)となった。
なお、11年10月は、前年同月比2.4%増(軽乗用車同1.4%減、軽貨物車同11.2%増)
となっている。
自動車保有車両数は、前年同月比1.3%増であった。
なお、自動車保有車両数のうち登録自動車車両数の11年10月は、前年同月比0.4%増
となっている。
高速道路(日本道路公団)の利用台数は、前年同月比0.1%増となった。
なお、11年10月は、前年同月比2.9%増となっている。