2.平成12年度「情報通信、科学技術、環境等経済新生特別枠(行政費)」


 21世紀に向け、我が国経済を新生させるため、ミレニアムプロジェクト(電子政府実現のための行政情報システムの整備、超高速船(TSL)の実用化によるモーダルシフトの推進、高度海洋監視システムの構築(ARGO計画)、強化プラスチック船(FRP船)のリサイクルシステムの構築)の推進を図るとともに、未来の交通を拓く科学技術や研究開発の充実や公共交通による高齢者等の移動円滑化等を推進する。
(1)情報通信 (単位:百万円)
事項 予算額 内容
1.運輸の高度情報化の推進      




2.行政情報システムの整備
1,303




809
 高度道路交通システム (ITS)を活用した道路運送事業の情報化
対応実証実験 ・高知能自動車(スマートカー)の実用化研究、総合
交通情報提供システムの構築、 次世代観光情報基盤の整備 、海
上交通のインテリジェント化の推進

 国民負担の軽減と行政サービス向上を図る電子政府実現のため
運輸関係の申請手続き等の電子化、国土空間データ基盤となる海
域地理情報システム(GIS)の整備を推進
(2)科学技術 (単位:百万円)
事項 予算額 内容
1.運輸関係科学研究の推進      

260

 競争的 ・重点的な資金の導入により運輸分野における研究の活
性化を図る公募型基礎研究及び超大型浮体式海洋構造物 (メガフ
ロート)の総合的信頼性評価に関する調査研究等の推進
(3)環境その他 (単位:百万円)
事項 予算額 内容
1.モーダルシフトの推進

2.地球環境問題への対応



3.リサイクルの推進



4.海洋環境保全対策


5.防災情報システムの整備

6.画期的な高速交通機関の開発

7.高齢者等の移動円滑化
900

505



195



130


165

1,250

625
超高速船(TSL)の実用化によるモーダルシフトの推進

 気候変動研究及び気候予知のため地球規模の高度海洋監視シ
ステムの構築(ARGO計画)及びエネルギー消費効率に優れたエコ
シップの建造を促進

 環境負荷の少ない持続可能な経済社会を実現するため、強化プ
ラスチック船(FRP船)のリサイクルシステム及び自動車部品のリサイ
クル市場拡大を図るための情報システムの構築を推進

 油回収資機材の整備等大規模油流出事故に対する効率的な防
除システムの構築を推進

 気象庁の集中豪雨等監視 ・予測業務の高度化を推進

 超電導磁気浮上方式鉄道(リニア)の技術開発等を推進

 公共交通による高齢者等の移動円滑化のための乗継情報提供
システムの整備、旅客船のバリアフリー化等を推進
     
合計 6,142  


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