第II部 国土交通行政の動向 

(3)観光産業の高度化

1)宿泊産業の活性化
 旅行者ニーズの変化に対応した泊食分離システムの導入等による宿泊産業の活性化に向けて、阿寒湖温泉等全国8地域において実証実験を実施し、新たなビジネスモデルの確立と全国への普及に向けたデータの収集・分析等を行った。

2)地域密着型旅行商品の創出
 第三種旅行業者(注)が、一定の条件の下で募集型企画旅行を行えるようにするため、旅行業法施行規則の改正等を行った。これにより、地域と旅行業者との連携・協働が進み、地域の特色をより強く反映した個性的な企画旅行商品の造成・流通が促されることが期待される。


(注)旅行業法施行規則の改正前は受注型企画旅行、手配旅行等に限って取り扱えることとされていた旅行業者

 

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