第2節 国土交通省の総力対応 

コラム 被災市町村の臨時掲示板の開設

 東日本大震災の困難の一つに、地方自治体自体の被災による被災地情報の発信機能の低下が挙げられる。国土交通省東北地方整備局では、被害が大きいところほど通信手段が破壊されたことにより有効な情報手段がない状況に対応し、通信手段を失った多数の市町村に対して、被災直後に災害対策車を提供し、通信手段を確保するとともに、本格的な通信手段が回復するまでの当分の間、被災した市町村の物資補給に関するニーズを情報提供する掲示板として活用できるよう、被災市町村の臨時掲示板をホームページに開設した。3月19日以降、岩手、宮城、福島の20市町村に活用された。


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