(1)国内旅客輪送の動向


 (JR、民鉄はともに減少)
 JR(旅客会社)6社合計の8年4月〜8月の輸送人員は、対前年度同期比(以下同じ。)0.2%減となった。このうち、定期旅客は1.0%減、定期外旅客は1.3%増となっている。
 民鉄は、震災の影響が緩和されたものの、輸送人員は1.2%減となった。そのうち定期旅客は2.2%減、定期外旅客は0.4%増となっている。

 (東京のバスは減少を続け、タクシーは微増)
 東京のバスは4.5%減と減少が続き、タクシーは0.1%増と旅客需要は足踏みが続いている。

 (航空は増加傾向が続く)
 航空は、幹線4.4%増、ローカル線5.2%増となり、全体では4.9%増と好調な推移が続いている〔2−1−28表〕