(3)幹線共同運行の推進等


 トラックの長距離幹線輸送については、積載効率を上げることによるメリットが持に大きい。現状でも、土日等の閑散期において特別積合せ運送事業者の協力による特定区間での共同運行や、複数の荷主の情報交換による帰り荷の確保が行われており、今後とも荷主企業を含む関係者の積極的な取組みが期待される。
 また、幹線輸送の共同運行を推進するためには、都市内及び周辺部において、幹線トラック輸送と地域内トラック輸送に携わる複数の貨物自動車運送事業者が利用可能な公共トラックターミナルの整備が必要である。
 このほか、道路一体型広域物流拠点の整備等につき、建設省、国土庁と共同で設置した「マルチモーダル推進協議会」において協議を行っている。