(1) 都市鉄道の計画的整備


 東京圏を始めとする大都市圏における鉄道の通勤・通学時の混雑は、近年の輸送力増強の努力により緩和傾向にあるものの、未だ厳しい状況にあり、その緩和を図るためには、今後とも、都市鉄道の計画的な整備が必要不可欠である〔2−5−5図〕
 このため、東京圏、大阪圏及び名古屋圏については、運輸政策審議会から鉄道整備計画が答申されており、これに基づいた計画的かつ着実な整備が図られているところである〔2−5−6表〕
 なお、東京圏については、8年度より、次期計画の策定に向けて検討に着手した。