(2) 船員災害防止対策の推進


 船員災害防止については、第1次船員災害防止基本計画策定当時に比べ災害発生率は半減し、引き続き減少傾向にあるものの、陸上産業と比較して依然として高い船員の死亡災害発生率に加え、船員の高齢化、外国人船員の混乗化といった労働環境の変化に伴う安全衛生面への悪影響が懸念されている現状等を踏まえた、第6次船員災害防止基本計画(5〜9年度)及び8年度船員災害防止実施計画に基づき、高年齢船員の死傷災害防止対策、中高年齢船員の疾病予防対策及び健康増進対策、外国人船員の混乗に係る安全衛生対策等の諸対策の推進を図っている。