(3) 港湾整備事業におけるCALSの導入


 港湾整備事業(建設事業)は、事業に係わる主体が多い、情報量が多い、ライフサイクルが長期間に及ぶ、といった理由からCALS的な手法による事業執行は、建設費の縮減、生産性の向上等の改善効果が高いと言われており、運輸省においては、CALSの導入を強力に推進することとしている。具体的には、8年度から段階的に港湾CALSモデル工事を実施し、実際工事での実証・評価により、その効果と問題点を把握していく予定である。