(ウ) 国際チャーター便の運航


 国際チャーター便の運航は、広島、新潟、秋田等の地方空港と韓国、中国、グアム/サイパン等比較的近隣諸国との間を中心に行われており、7年度における国際航空チャーター実績は、片道ベースで約2,500便となっている。
 国際チャーター便の運航は、新規需要、新規路線の開拓のための有効な方策となりうることから、国際定期路線を維持していくだけの十分な需要が見込めない地域については、国際チャーター便を活用することにより地方空港の国際化を目指すことも重要である。
 なお、チャーター便の利用促進のためには、「フライ・アンド・クルーズ」等の多彩なパック旅行に対応した片道のみの包括旅行チャーターの導入等を検討する必要がある。