(エ) 踏切道における交通の安全に関する施策


 運転事故に占める踏切事故の割合は7年度においても約5割を占めており、踏切事故防止のため、踏切道改良促進法及び第6次踏切事故防止総合対策(8〜12年度)に基づき、引き続き、踏切道の立体交差化、構造の改良、踏切保安設備の整備等を計画的に推進していくこととしている。7年度においては、立体交差化119箇所、構造改良242箇所、保安設備の整備52箇所の改良が行われた。
 運輸省はこれら踏切道整備のために必要な資金を財政投融資により確保するとともに、地方公共団体と協力して、一定の要件を満たす鉄道事業者に対し、踏切保安設備の整備費の一部を補助している。