(4)航空


 航空機の衝突事故を防止するため、空中衝突の危険性を警告する航空機衝突防止装置(ACAS)については、8年1月に航空法施行規則を改正し、13年1月より航空運送事業の用に供する大型航空機等に装備を義務化することとしているが、装置の更なる高性能化を図るため、引き続き開発・評価を推進していく。
 また、航空安全技術分野の重要課題であるヒューマンファクター対策の確立や衛星航法などの新たな運航方式の開発を積極的に推進するため、航空安全技術の企画・調査研究体制を整備し、所要の調査研究を進めていく。