訪日外国人旅行者数初の400万人台へ(10.4.9)


 国際観光振興会は、平成10年4月9日、9年の訪日外国人旅行者数の確定値を公表し、422万人(対前年9.9%増)となり初めて400万人台に達したことを明らかにした。
 外国人旅行者の訪日の促進は国際社会の対日理解の増進のため極めて重要である。そのため運輸省では、8年4月に提言された「ウェルカムプラン21(訪日観光交流倍増計画)」に基づく施策を推進しており、9年6月に制定された「外国人観光旅客の来訪地域の多様化の促進による国際観光の振興に関する法律(外客誘致法)」に基づく外客来訪促進計画(国際観光テーマ地区の整備計画)が10年10月までに7地域で運輸大臣の同意を受けたほか、九州地域限定通訳案内業免許の交付、ウェルカムカードの青森県、香川県等での導入及び外国人向け割引運賃(航空及び鉄道)の導入など、「ウェルカムプラン21」の目標とする「おおむね10年間での訪日外国人旅行者数の倍増(2005年に700万人)」の達成に向けた取り組みが関係者一丸となって行われている。


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