自動車アセスメント・チャイルドシートアセスメント

衝突安全性能試験の評価方法

衝突安全性能については、フルラップ前面衝突試験、オフセット前面衝突試験及び側面衝突試験を実施しました。試験車は、18車種です。結果については、それぞれの試験ごとに次に記載する方法により得点を算出し評価するとともに、3つの試験の点数を合計して総合評価を行っています。

フルラップ前面衝突試験とオフセット前面衝突試験の点数の出し方

頭部、頸部、胸部、下肢部のダミーの傷害値を計測し、欧米等の自動車アセスメントで用いられている点数換算関数を用いて4点満点で点数化します。車体変形量を計測し、同様に0〜-1点まで点数化します。傷害値の点数から車体変形量の点数を引き、それに事故実態を踏まえた重み係数を掛け合わせて各部位毎の総合点を算出します。そのうえで、各部位の総合点数を加算して合計点を算出します。その合計点を5段階で評価します。

フルラップ前面衝突試験とオフセット前面衝突試験の点数の出し方

側面衝突試験の点数の出し方

頭部、胸部、腹部、腰部のダミーの傷害値を計測し、欧米等の自動車アセスメントで用いられている点数換算関数を用いて4点満点で点数化します。この点数に事故実態を踏まえた係数を掛け合わせて各部位毎の総合点を算出します。そのうえで、各部位の総合点数を加算して合計点を算出します。その合計点を5段階で評価します。

側面衝突試験の点数の出し方

「衝突安全性能総合評価」の方法

運転席に関しては、フルラップ前面衝突試験、オフセット前面衝突試験、側面衝突試験の3種類の衝突試験結果の各々の点数を合計し、6段階で評価します。

助手席に関しては、フルラップ前面衝突試験、側面衝突試験(運転席又は助手席の結果を用いる)の2種類の衝突試験結果の各々の点数を合計し、6段階で評価します。

衝突安全性能総合評価の方法

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