取組紹介

家族との時間を作るための制度

　企業におけるワーク・ライフ・バランス、ダイバーシティーの推進支援を行っている株式会社wiwiwでは、女性が多く活躍している職場ということもあり、仕事と家庭の両立を支援すべく、働き方や休暇を支援する制度整備に力を入れている。
　働き方を支援する制度として、出社・退社時間を通常よりも１時間早めることができるシフト勤務制度が導入されているほか、社員からの要望もあり、今後は在宅勤務、週４日勤務制度などの導入も検討している。
　休暇制度では、家族の急な看護が必要な際にも活用できるよう、年休を全て時間単位で取得できるようにしている。その他にも、バースデー休暇を設けたり、一定期間勤務した社員には1週間以上のリフレッシュ休暇を与えたりするとともに、研修休暇も制度化している。

まとまった休暇の取得を促進

　「時間単位での年休取得制度は取りやすいと社員にも好評で、有給取得率の向上にもつながっているが、今後はオフをもっと有意義に過ごしてもらうため、社員に1日単位の休暇取得を促進していきたいと思います。」(経営企画部総務課 佐藤さん)
　社員に成果を求めながらも、オンとオフの双方でバックアップする制度を整え、女性も働きやすい職場を作ってきた同社。「ポジティブ・オフ」運動への賛同をきっかけに、今後はオフのインプットを仕事でのアウトプットにつなげてもらうため、まとまった時間での休暇取得を社員に呼びかけていく。