観光庁「新たな旅のスタイル」ワーケーション＆ブレジャー

私自身が約10年間の二拠点生活で、ワーケーションを言語化する必要がないくらい取り入れていて、その良さを実感していたからです。
コロナ禍でフルリモートやフルフレックスとなり、社内でもワーケーションをしやすくしたいと思っていましたが、なかなか浸透しなかったのでトライアルプログラムに参加し会社として取り組むことで、ワーケーションがしやすくなると考えました。

今回ファミリーワーケーションを行いましたが、今まで一度もテレワークをしたことがないという社員のご家族もいたので、こういう機会を通してトライアルすることができたのは良かったです。実際の仕事の様子を夫婦間で知り、互いの仕事を尊重する意識が持てたことも良かったように思います。
初日は与論島の子供園を見学したのですが、畑と農園が隣り合わせで、ガジュマルのツリーハウスがあるなど素敵な環境。農園で子供たちがバナナの種を植えていましたが、また見にくるきっかけができて嬉しいですね。 与論島でのワーケーションでは、本当にしたかった理想の生活の疑似体験ができたように感じます。

各地域で働くことでインスピレーションが沸き、そのまま仕事にも直結するなど、人生100年時代の働き方にワーケーションはとても合っていると思います。トライアルプログラムに計3回参加し、社員全員がワーケーションを経験することができたので、今後は更に取り入れやすくなると思います。推奨ではありませんが、継続して「来月の働き方宣言」を設けることで、ワーケーションを働き方の選択肢として広げていきたいですね。

情報の多い今の時代は制限をするのではなく、日常の延長線で行けること、できることを増やし、ワーケーションを通してそこで経験したことを社員が持ち帰ることは、会社にとって良い効果になると思います。新しいものやその地域の景色に触れた社員とパワーアップしていく方がより会社全体の成長に繋がるのではないでしょうか。