航空

首都圏第3空港の必要性-羽田空港の能力が限界に達することによる経済活動、市民生活等への影響-〔資料3-3〕

2.航空機利用者への影響
 (1)運航頻度が少ないことによる利便性の低下
  • 会議等のスケジュールと利用可能便のダイアとの乖離
  • 旅行先での滞在時間の減少
    ロードファクターが上昇するにつれ希望する便の航空券の入手が難しくなり、旅行先での滞在時間の短縮に繋がる。

運航頻度が少ないことによる利便性の低下イメージイラスト

 

(2)実勢運賃の下げ止まり

  • 提供座席数の増加は、市場の原理により実勢運賃の低下に繋がることが期待できるが、羽田空港の容量制約により、実勢運賃の下げ止まりを招く可能性がある。

実勢運賃の下げ止まりの図

 

<平均航空運賃の推移>
  平均航空運賃=旅客収入/旅客数

平均航空運賃の推移の図
注)航空3社平均国内線航空運賃(実質値)の対1986年度比率
資料:「有価証券報告書」(大蔵省)、
「経済統計年報」(日本銀行調査統計局、平成10年)


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