しまなみ海道活性化シンポジウム開催事業 |
対象地域 | 広島県:尾道市、因島市、向島町、瀬戸田町、御調町 |
愛媛県:今治市、玉川町、波方町、大西町、菊間町、古海町、宮窪町、伯方町、弓削町、上浦町、大三島町、朝倉村、魚島村、生名村、岩城村、関前村 |
事業概要 | 全国総合開発計画「21世紀の国土のグランドデザイン」においては、地域の持つ資源、魅力を広域的に共有し、相互の機能分担と連携を進める「地域連携軸」の形成、展開を進めることとしています。しまなみ海道周辺地域は、西側の交流を支える地域連携軸であり、しまなみ海道の利活用促進を図ることで、南北方向の交流を一層促進し、地域連携軸の展開を促進するものです。 しまなみ海道の1日平均交通量(因島南〜生口島北)は、開通直後の平成11年5月には12,141台を記録しましたが、平成12年5月に9,143台(前年同月比24.7%減)、平成13年5月には8,857台(同3.1%減)、平成14年3月には8,030台と伸び悩んでいます。来年3月に通行料金の割引特例措置が終了すれば、さらに厳しい状況が見込まれています。 自動車貨物輸送は継続的な利用が期待されるが、しまなみ海道における自動車貨物輸送は本四架橋3ルートの中で最も低迷しています。また、通勤や買い物などの日常的な利用は漸増していますが、観光・レジャーを目的とした利用が少なく、休日の交通量は減少傾向にあります。 このため、物流、生活交通および観光・レジャーのそれぞれの側面からしまなみ海道の利用促進を図り、沿線地域の振興に資することが必要です。本業務は、周辺地域の物流事業者、地域住民、旅行事業者等の意向を探り、しまなみ海道利用促進のためのプロジェクトを検討するとともに、シンポジウムの開催により利用に向けた機運づくりを図ることを目的としています。 |