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環境負荷に係る検討について

2) 検討結果
(1)一次エネルギー消費量
冷暖房だけに注目すると、最小(静岡)と最大(福島)とで3,240〜4,170Gcal/日となり、地域差は約1.29倍(差異は29%)の範囲内にある。なお、冷房需要と暖房需要の比率は各地域により大きく異なる。

各地域の一次エネルギー消費量(および冷房、暖房の内訳)を示すグラフ(単位:Gcal毎日)。宮城:3925(102)うち冷房726、暖房3199。福島:4167(108)うち冷房1054、暖房3113。栃木:3862(100)うち冷房1021、暖房2841。茨城:3601(93)うち冷房955、暖房2646。岐阜:4139(107)うち冷房2038、暖房2101。愛知:4025(104)うち冷房1924、暖房2101。静岡:3238(84)うち冷房1645、暖房1594。三重:3781(98)うち冷房1819、暖房1962。畿央:3967(103)うち冷房1622、暖房2345。
(注)( )内は平均を100とした時の値
図4.1 各地域の冷暖房需要による一次エネルギー消費量の試算結果

(2)CO2排出量、広域NOx排出量
冷暖房の機器は、電気式冷暖房機を標準ケースとして想定しており、CO2排出量、広域NOx排出量等の地域差は、相対的に一次エネルギー消費量と同様な関係にあると試算される。

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