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自然的環境に係る検討について

8.三重(鈴鹿山麓)地域
  地域概況(地形と植生帯) 特に優先的に保全する地域 現存植生・土地利用(優占植生) 現存植生・土地利用(典型的な現存植生・土地利用) 植生回復力・土壌生産力(最頻区分) 植生回復力・土壌生産力(そこに優占する植生) 身近な自然に係る特性
生物多様性:森林性動物(植生階層構造指数)
身近な自然に係る特性
生物多様性:里山型動物(好適メッシュ率)
身近な自然に係る特性(自然とのふれあい資源) 緩衝帯からみた重要場所 生息地(森林)の連続性のある場所:植林を除く 生息地(森林)の連続性のある場所:植林を含む 摘要
(1)調査対象地域

〔地形概況〕

・西部:山地(鈴鹿山脈、布引山地)

・東部:台地、低地(伊勢平野)

〔植生帯〕

・ほぼ全域が暖温帯

・西側の山地(鈴鹿山脈・布引山地)に鈴鹿国定公園、室生赤目青山国定公園の特別地域が存在

・高標高地が鈴鹿山脈・布引山地に存在

・西側の鈴鹿山脈、東部の伊勢湾沿い等に自然植生(湿性草原、砂丘植生、シイ・カシ萌芽林)が存在

・特定植物群落が存在

農耕地〈自然度2〉

東部に広がる台地・低地に水田、アカマツ林、市街地が混在

西側の山地では植林地・二次林・自然林が分布

〈区分2〉

西部の山地では低く、東部の台地・低地には高い地域とやや低い地域等が見られる。

・農耕地(水田)

西部の山地では低く、東部の台地・低地には高い地域とやや低い地域等が見られる。

1.6

(全地域平均も1.6)

西側の山地、南部の丘陵地では好適性がやや高い。

23%

(全地域平均は29%)

・丘陵地では好適がやや高い。

・西側に鈴鹿、室生赤目青山国定国定公園が存在

・海沿いに伊勢の海県立公園が存在

鈴鹿山脈に接した二次林 西側の鈴鹿山脈のみ

西側の鈴鹿山脈・布引山地と丘陵地

・丘陵地では、山地寄りには茶畑が多く、台地ではアカマツ等の二次林と水田が混在する典型的な谷津田が随所にみられる。

・東側の低地は水田や市街地として利用されており、植生回復力・土壌生産力が高い。残存する森林は、里山性動物の生息好適地になっている。

・西側の鈴鹿山脈付近は、植林地・二次林等が広がり、傾斜のため植生回復力・土壌生産力が低い。

(2)表明地域等

上に同じ

全体的には上に同じ

・東部では、台地・低地に農耕地(水田・畑地)、市街地等が混在し、鈴鹿市西部の御幣川流域周辺の山地と台地の境には、樹園地(茶畑等)も存在

・東部では、台地・低地に農耕地(水田・畑地)、市街地等が混在し、鈴鹿市西部の御幣川流域周辺の山地と台地の境には、樹園地(茶畑等)も存在

・東部の台地・低地では、グライ土壌類や低地土壌類が入り交じり、回復力の高い地域とやや低い地域、低湿地が混在

・回復力の高い地域は鈴鹿川、鈴鹿川派川、安濃川等の河川沿いに広がる。

・東部の台地・低地では、グライ土壌類や低地土壌類が入り交じり、回復力の高い地域とやや低い地域、低湿地が混在

・回復力の高い地域は鈴鹿川、鈴鹿川派川、安濃川等の河川沿いに広がる。

・東部には、森林性動物にとって好適な場所は少ない

・布引山地の東側に存在する丘陵地等では、里山型動物にとって好適性が高い。

・東部には、森林性動物にとって好適な場所は少ない

・布引山地の東側に存在する丘陵地等では、里山型動物にとって好適性が高い。

・伊勢湾沿いには、伊勢の海県立公園を含む

鈴鹿山脈に接した二次林

・植林地が連続性を保っている。

・植林地が連続性を保っている。

・丘陵地では、山地寄りには茶畑が多く、台地ではアカマツ等の二次林と水田が混在する典型的な谷津田が随所にみられる。

・東側の低地は水田や市街地として利用されており、植生回復力・土壌生産力が高い。残存する森林は、里山性動物の生息好適地になっている。

・西側の鈴鹿山脈付近は、植林地・二次林等が広がり、傾斜のため植生回復力・土壌生産力が低い。

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