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第1編 地震災害に係る検討

表12-1 調査対象地域の安全性(北東地域)
宮城県 福島県 栃木県 茨城県
地殻・地盤状況等(地震現象の整理) 本地域は、太平洋プレートが北米プレートに沈み込んでいる沈み込み帯からの距離が大きい。そのため、海溝型の巨大地震が発生した場合、比較的被害は少ない。また、M8程度の地震の発生頻度は低いが、M7程度の地震が比較的多く発生している。
なお、活断層は中央地域に比べて相対的に少ない。
地殻・地盤状況等(主な活断層) ・仙台平野南部の仙台市付近に長町−利府断層帯(活動度B)が北東−南西方向に延びている。
・県南部から福島県にかけての奥羽山脈の東麓には福島盆地西縁断層帯(活動度B)がほぼ南北方向に延びている。
・沿岸は双葉断層(活動度B)を除き活断層は少ない。
・阿武隈川が流れる低地の西側と奥羽山脈との境界には福島盆地西縁断層帯(活動度B)が存在する。
・栃木県北部に関谷断層(活動度A)がある。 ・活動度A、Bの活断層は現在のところ見つかっていない。
地盤の安定性 ・調査対象地域は、海岸部や河川沿いの地域を除いて、地盤の安定性は比較的高い。 ・調査対象地域の地盤の安定性は比較的高い。 ・調査対象地域の地盤の安定性は比較的高い。 ・調査対象地域の南部は地盤の安定性の低い地域が分布している。
・北中部は河川沿いを除いて地盤の安定性は比較的高い。
主な地震の履歴/震度6以上 (調査対象地域の記録) ・調査対象地域の南部で震度6以上の地震記録がある。
・表明地域の白石周辺で震度6以上の地震記録がある。
・調査対象地域の北部(桑折)で震度6の地震記録がある(1731年岩代の地震)。
・表明地域では震度6以上の記録はない。
・調査対象地域及び表明地域では震度6以上の記録はない。 ・調査対象地域及び表明地域では震度6以上の記録はない。
主な地震の履歴/震度6以上(地震活動の連動性) 地震活動の連動性をうかがわせる記録はない。 地震活動の連動性をうかがわせる記録はない。 地震活動の連動性をうかがわせる記録はない。 1923年関東地震の前後で茨城県沖合で地震活動が活発化しM7クラスの地震が発生した。但し、調査対象地域への被害はほとんどなかった。
シュミレーション結果(海溝型地震
今後百年以内に発生する可能性がある地震)
・調査対象地域及び表明地域の全域が震度5強以下の地域に含まれる可能性が高い。 ・調査対象地域の全域が震度5弱以下の地域に含まれる可能性が高い。
・表明地域は全域が震度4以下の地域に含まれる可能性が高い。
・調査対象地域及び表明地域の全域が震度5弱以下の地域に含まれる可能性が高い。 ・調査対象地域及び表明地域の全域が震度5強以下の地域に含まれる可能性が高い。
シュミレーション結果(内陸活断層 に伴う 地震
今後百年以内に発生する可能性がある地震)
・調査対象地域及び表明地域の全域で震度6以上とはならない可能性が高い。 ・調査対象地域及び表明地域の全域で震度6以上とはならない可能性が高い。 ・調査対象地域及び表明地域の全域で震度6以上とはならない可能性が高い。 ・調査対象地域及び表明地域の全域で震度6以上とはならない可能性が高い。
シュミレーション結果(内陸活断層 に伴う 地震
その他の内陸活断層に伴う地震 (注)
・調査対象地域及び表明地域の全域が震度6強から7の地域に含まれる可能性がある。 ・調査対象地域は全域が震度5強から7の地域に含まれる可能性がある。
・表明地域は全域が震度5強から6弱の地域に含まれる可能性がある。
・調査対象地域及び表明地域は全域が震度6弱から7の地域に含まれる可能性がある。 ・調査対象地域及び表明地域の全域が震度5強の地域に含まれる可能性があり、ごく一部が震度6弱の地域に含まれる可能性がある。
津波(主な津波の履歴) ・県南部の沿岸で4m程度の津波記録がある(チリ地震津波)。 調査対象地域には、海岸域がないので津波による危険性は考えられない。 調査対象地域には、海岸域がないので津波による危険性は考えられない。 調査対象地域には、海岸域がないので津波による危険性は考えられない。
津波(想定される最大津波高さ) ・県南の沿岸部で6m程度の津波が発生する可能性がある。

(注):発生の可能性については必ずしも明らかではないが、発生した場合には影響が大きいと考えられる地震。

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