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徹底した情報公開(well-informed public)を前提とした民主主義の新しいシステムの実現

<参考資料>

(1)徹底した情報公開(well-informed public)を前提とした民主主義の新しいシステムの実現

首都機能都市においては、国民の声を適切に反映するための徹底した情報公開を可能とすべく、首都機能を再構築し、閉鎖的な慣行を打破し、国民の意見をより一層把握するシステムの導入を行い、民主主義の新しい姿の実現を促進することが必要である。

なお、民主主義のシステムの構築にあたっては、ITを活用した情報公開やインターネット上の意見交換だけではなく、情報空間と現実空間が一致するface to faceでの議論や討論を適宜組み込み、議論を積み上げていく仕組みと最終意思決定の仕組みとを、NPOやNGO等との連携の下に総合的に設計する必要がある。

これらのことを踏まえた上で、立法、行政、司法の三権について、「情報公開」、「議論・討論」、「権利行使」の場面で想定される姿を示したものが下表である。

民主主義の新しいシステムの想定される姿
場面 行政 立法 司法
情報公開
  • 行政情報の原則公開、データベース化
  • 国会審議等の情報の公開・データベース化
  • 判例情報の公開、データベース化
議論・討論
  • 行政機関への意見提出
  • 行政に関する討論サイトを通じた議論
  • 政治討論サイトを通じた議論
  • 個別議員、政党への意見具申
  • 司法討論サイトを通じた議論(判決に対する意見等)
権利行使
  • 国民投票、住民投票
  • 電子投票
  • 電子請願
  • 国民審査での電子投票実施

例えば・・・
徹底した情報公開を前提とした民主主義の新しいシステムのイメージ図

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