海事

船内の安全衛生マネジメントについて

1.船内労働安全衛生マネジメントシステム

(1)概要

  船員災害の一層の減少を図るためには、船内安全衛生委員会を活用し、船内での危険要因の特定・評価(リスクアセスメント)、安全衛生目標や安全衛生計画の作成・実施、当該計画の実施状況や効果の確認とさらなる改善措置の実施等を継続的に行う手法(船内労働安全衛生マネジメント)の導入が効果的と考えられます。 このため、平成20年8月、学識経験者、労働者代表、使用者代表からなる船内労働安全衛生マネジメントシステム検討会を立ち上げ、自主的に船内労働安全衛生マネジメントシステムの導入を図ろうとする船舶所有者等が活用しうるガイドラインの作成等について検討を行っているところです。 平成21年3月に開催された上記検討会において、ガイドラインが下記のとおりとりまとめられました。 今後においても、検討会において、船内労働安全衛生マネジメントシステムの導入促進のため検討を行っていくこととしています。

(2)参考資料
 ○ 船内労働安全衛生マネジメントシステム検討会の概要
 ○ 船内労働安全衛生マネジメントシステム検討会の中間報告
 ○ 船内労働安全衛生マネジメントシステムガイドライン
 ○ 船内労働安全衛生マネジメントシステムの概念図

2.船内向け自主改善活動(WIB)

(1)概要
  船内労働安全衛生マネジメントシステムを実施することが難しい、中小の内航事業者や漁船においても、チェックリストやポストイット等を使用して、簡単に船内の安全衛生環境の向上、また船員の意識の向上を図ることができます。
  ILOのWISE(Work Improvements Small Enterprises)制度の船内版として開発された取組であり、船員災害防止実施計画においても推奨している取組です。

(2)取組方法
  WIBの取組方法について、マンガ版マニュアルを用意しましたので、参考としてください。
 ○ 船内向け自主改善活動マニュアル(マンガ版)
 ○ 船内向け自主改善活動 アクションチェックリスト
  なお、マニュアルはサイズが大きい(4.8MB)ため、右クリック→「対象をファイルに保存」でお使いのPCにダウンロードしてご覧ください。







お問い合わせ先

国土交通省海事局船員政策課労働環境対策室
電話 :(03)5253-8111(内線45-144)

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