水資源

水利用の安定性の確保

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気候変動

 時間雨量50㎜を超える短時間強雨や総雨量が数百㎜から千㎜を超えるような大雨が発生する一方で、年間の降水の日数は逆に減少しており、毎年のように取水が制限される渇水が生じています。将来においても無降水日数の増加や積雪量の減少による渇水の増加が予測されており、地球温暖化をはじめとする気候変動により、渇水が頻発化、長期化、深刻化し、さらなる渇水被害が発生することが懸念されています。農業分野では、高温による水稲の品質低下等への対応として、田植え時期や用水管理の変更等、水資源の利用方法に影響が見られます。また、気温の上昇によって農業用水の需要に影響を与えることが予想されています。

利水の安定性の低下

 わが国でダムを建設する際には、比較的降雨の少ない年(利水基準年)を選定し、その年の降雨でも必要な水量を供給することが可能となるように計画されています。(図中[1])

 この利水基準年を上回る厳しい渇水の場合は、河川の流量が利水基準年よりも減少し、ダムの容量が変わらなければ、ダムから補給しても年間を通じて安定した取水が可能となる量は、利水基準年よりも減少することになります。(図中[2])

 現在運用されているダムの大半が、利水基準年を1956年から1975年の間に選定しています。仮に1960年を利水基準年とすると、それ以降の約40年間の内9ヶ年は1960年を上回る厳しい渇水となっており、結果的に渇水が頻発することになります。

 このように、各地で安定的な水の供給が損なわれていることが懸念されています。

地球環境・気候(気象庁)

<最終更新日:平成30年11月30日>

お問い合わせ先

国土交通省水管理・国土保全局 水資源部 水資源計画課
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