水資源

水利用の安定性の確保

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気候変動

 わが国の年平均気温は、長期的な傾向としてこの100年間におよそ1度上昇し、大都市部ではヒートアイランドの影響もあり3度程度上昇しました。また、今後100年間で、年平均気温は2.5度から43.5上昇するという報告もあります。
 降水量については、下の図に示すように、全国51地点の年降水量の平均値は低減傾向にあります。また、1970年頃から少雨の年が多くなっており、 1973年、1978年、1984年、1994年、1996年の降水量は平均降水量を大きく下回り、これらの年においては、渇水被害が発生しています。
 さらに、異常少雨と異常多雨の変動が大きくなる傾向も見られます。

利水の安定性の低下

 わが国でダムを建設する際には、比較的降雨の少ない年(利水基準年)を選定し、その年の降雨でも必要な水量を供給することが可能となるように計画されています。(図中[1])

 この利水基準年を上回る厳しい渇水の場合は、河川の流量が利水基準年よりも減少し、ダムの容量が変わらなければ、ダムから補給しても年間を通じて安定した取水が可能となる量は、利水基準年よりも減少することになります。(図中[2])

 現在運用されているダムの大半が、利水基準年を1956年から1975年の間に選定しています。仮に1960年を利水基準年とすると、それ以降の約40年間の内9ヶ年は1960年を上回る厳しい渇水となっており、結果的に渇水が頻発することになります。

 このように、各地で安定的な水の供給が損なわれていることが懸念されています。

地球環境・気候(気象庁)

<最終更新日:平成26年8月1日>

お問い合わせ先

国土交通省水管理・国土保全局 水資源部 水資源計画課
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