水資源

「世界水の日」

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 1992年6月にブラジルで開催された地球サミット(環境と開発に関する国連会議)では、21世紀へ向けての行動計画(「アジェンダ21」)が採択され、この中で世界水の日を制定するように勧告されました。そして、1992年12月に開催された国連総会本会議において、1993年から毎年3月22日を「世界水の日」とすることが決議されました。この日は、水資源の開発・保全やアジェンダ21の勧告の実施に関して普及啓発を行う日とされています。
 

2014年世界水の日記念式典「水とエネルギーのつながり」

「2014年世界水の日記念式典」で講演する太田大臣 (平成26年3月21日、東京・国連大学にて)

「2014年世界水の日記念式典」で講演する太田大臣 (平成26年3月21日、東京・国連大学にて)

 2014(平成26)年3月21日(金・春分の日)に東京・国連大学で、水に関係する国連機関の集まりである国連水関連機関調整委員会(UN-Water)主催の「2014年世界水の日記念式典『水とエネルギーのつながり』」が開催されました。国連機関主催の世界水の日の主要記念式典としては、日本で初めての開催となりました。
 本式典では、「国連水と衛生に関する諮問委員会」名誉総裁である皇太子殿下のお言葉に続き、太田国土交通大臣が、日本の水に対する考え方と水技術、日本での経験を踏まえた国際貢献等に関して講演を行い、「我が国は、厳しい自然と長い歴史の中で経験と技術を積み重ねて水文化を築いてきた。そのような水への思想をもとに、河川をなだめ、自然と折り合い、自然との共生を考えながら高めてきた水技術は、世界の水に関する取り組みにおいて大いに参考となる。」と述べられました。 
 そのほか式典では、持続開発な開発目標に関するハイレベルパネル、世界水発展報告書の発表式、国連「命のための水(Water for Life)」大賞授賞式などが行われました。

  太田国土交通大臣の基調講演(和文 ) 

  太田国土交通大臣の基調講演(英文 ) 
 

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