下水道

平成27年度GAIAプロジェクトで実施する技術研究開発が決定しました

 国土交通省では、地域毎に異なる下水道の政策課題の解決を目的として、下水道分野の技術研究開発の未来を担う若手研究者との連携等により、大学等の研究機関が有する先端的な技術の活用や実用化を促進し、成果の普及を図るため、下水道技術研究開発(GAIAプロジェクト)を実施しています。
 平成27年度には、新たに、[1]都市浸水対策に関する技術研究開発、[2]生態系の保全・再生に配慮した下水処理に関する技術研究開発、[3]流域全体における資源・エネルギーの最適管理に資する技術研究開発を公募し、有識者からなる下水道技術評価委員会による厳正な採択審査を行った結果、以下に示す(1)~(7)の技術研究開発の提案を採択することに決まりました。

※GAIAプロジェクト:Gesuido Academic Incubation to Advanced Project


(1)「都市型水害軽減に向けた土壌改良による流出抑制技術の構築」
   代表者:九州大学持続可能な社会のための決断科学センター 助教 厳島怜
   概要:都市に残された浸透域(土表面)の浸透能力、保水機能を強化することで、
       下水管渠や河川に流入する降雨を減少させ、都市型水害を抑制する技術に関する研究

(2)「河川・下水道のシームレスモデルを用いたリアルタイム浸水予測手法の開発」
   代表者:土木研究所水災害・リスクマネジメント国際センター 専門研究員 渋尾欣弘
   概要:河川・下水道要素モデルが結合されたシームレスモデルを用いて、
       オープンかつリアルタイムに内水氾濫を予測する手法に関する研究

(3)「雨天時に市街地から流出するノンポイント汚濁負荷量の予測モデル開発」
   代表者:広島大学大学院工学研究院 准教授 尾崎則篤
   概要:市街地からの雨天時のノンポイント汚濁負荷を明らかにすることを目的とした、
       総括的なデータベースの更新・拡充と、汚濁負荷算定モデルの構築に関する研究

(4)「都市域路面排水の低環境負荷型処理による用途別水資源としての利用可能性の検討」
   代表者:京都大学地球環境学堂 准教授 田中周平
   概要:都市域路面排水を対象とした、低環境負荷型処理による用途別水資源としての利用可能性に関する研究

(5)「下水道資源・エネルギーを最大限に活かした希少水草栽培および微細藻類培養・エネルギー生産」
   代表者:長岡技術科学大学環境社会基盤工学専攻 准教授 姫野修司
   概要:下水処理場内で発生する未利用エネルギー・資源を活用した新規の植物栽培環境の構築と、
       それらを用いた植物によるエネルギー生産の最大化に関する研究

(6)「地域の汚水組成とその長期変化に応じて最適処理プロセスを設計するための技術」
   代表者:北九州市立大学国際環境工学部 教授 安井英斉
   概要:嫌気性消化によるエネルギー回収効果や、散水濾床プロセスのような
       活性汚泥プロセス以外の性能計算・省資源性を検討可能なシミュレーション技術に関する研究

(7)「下水処理施設の高品質資源回収・流域リスク低減拠点化を目指したオゾン処理導入技術開発」
   代表者:京都大学大学院工学研究科 助教 日髙平
   概要:オゾン処理を現行の処理システムに組み込むシナリオを想定した、
   適切な物質循環拠点としての下水処理施設構築のためのオゾン導入方法に関する研究

<参考>
平成26年度 公募 採択  ※平成26年度採択の7件は平成27年度も継続実施中
平成27年度 公募
 

お問い合わせ先

国土交通省水管理・国土保全局下水道部流域管理官付小川、橋本
電話 :(03)5253-8111(内線34313)
直通 :(03)5253-8432
ファックス :(03)5253-1597

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