国土交通省 国土交通研究政策所 Policy Research Institute for Land, Infrastructure, Transport and Tourism

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 国土交通政策研究所は、国土交通省におけるシンクタンクとして、内部部局による企画・立案機能を支援するとともに、 政策研究の場の提供や研究成果の発信を通じ、国土交通分野における政策形成に幅広く寄与することを使命としています。
  

TOP研究所について > 所長挨拶

 ● ご挨拶

  
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 (所長室からの景色)

     御挨拶  


    我が国は、今、内外の歴史的・構造的な変化に直面しております。急速な少子高齢化の進展はもとより、世
   界規模での気候変動や災害の発生、エネルギー・食料問題、複雑化する国際情勢や先進国を中心とした成長鈍
   化など経済状況の急激な変化等に直面する一方で、AIの実装の加速化やICT等での技術革新が進行しておりま
   す。
    このような社会経済情勢の中で、国民生活や経済に極めて広く、かつ、深く関わる国土交通行政には、国民
   の安全・安心を確保しつつ、豊かで暮らしやすい地域づくり、生産力や成長力の引き上げの加速等を先導して
   いく役割が一層求められております。


    国土交通政策研究所は、2001年の発足以来、国土交通省のインハウスのシンクタンクとして、当省の政策の
   立案及び実施と連携し、これらを支えるための研究活動に携っております。
    この研究活動の成果は、政策当局の政策立案に活用されているだけではなく、調査研究成果報告書、機関誌
   等の執筆及び毎年度主催する研究発表会での発表のほか、学会、大学、民間研究機関等外部組織が提供する場
   での講演や投稿等を通じて、当該分野に関心を持つ関係者、さらには一般の皆様にも広く公開しております。


    当研究所は、内外の知見を活かしつつ、こうした状況の変化を冷静に把握・分析した上で、時々の重要課題
   に対応した調査研究を行うこととしております。そして、調査研究の成果は、将来展望を示し、新たな政策展
   開に繋げていくことを目指したものとしております。
    具体的には、毎年度、様々な先行的な研究課題を設定し、調査研究業務を実施しております。
   (今年度の研究課題:https://www.mlit.go.jp/pri/gaiyou/kenkyutheme.html


    調査研究にあたっては、これまでの蓄積も生かしながらも、自治体、大学、研究機関、関係機関・企業の皆
   様の御協力を得ることが必要と考えております。国際機関等とも連携するとともに、行政官出身者だけではな
   く、公募の研究者、関係機関との人事交流等により、外部の人材と一体となって、進めていきたいと考えてお
   ります。


    また、情報発信等におけるICTの活用など業務の見直しを更に進め、成果の質を保ちつつ効率的な調査研
   究を心掛けていきたいと考えております。


    関係の皆さまの一層の御理解と御支援をよろしくお願い申し上げます。  



         2023年8月

                          国土交通省国土交通政策研究所長  山口 浩孝

                                                                                  


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