報道・広報

歩行空間のバリアフリーに関する情報をデータ化するツールを提供します!
 ~バリアフリー・ナビプロジェクトの推進に向けて~

平成29年9月4日


 バリアフリー・ナビプロジェクト(ICTを活用した歩行者移動支援)の推進を図るため、歩行空間における段差や幅員、
勾配等のバリアフリーに関する情報を入力し、データ化することができる「歩行空間ネットワークデータ整備ツール
(試行版)」を無償で提供いたします。
 

 国土交通省では、ユニバーサル社会の構築に向けて、例えば、車いすの方が通行できるバリアフリールートをスマートフォンを
通じてナビゲーションする等、ICTを活用した歩行者移動支援サービスの普及展開を目指し、バリアフリー・ナビプロジェクトを
推進しています。
 このようなサービスを実現するためには、歩行空間における段差や幅員、勾配等のバリアフリーに関する情報をデータ化する
必要があります。
 このたびタブレット等の携帯情報端末上で歩行空間のバリアフリーに関する情報を入力し、歩行空間ネットワークデータ※1として
データ化することができる「歩行空間ネットワークデータ整備ツール(試行版)」(以下、「データ整備ツール」)を国土交通省より提供
することとしました。従来はデータ作成に際して、現地調査した結果をパソコンのGIS※2ソフト上でデータ化する必要がありましたが、
データ整備ツールでは、現地調査と並行して簡易に情報の入力、データ化を行うことができます。
 今後、データ整備ツールの提供を通じて、歩行空間におけるバリアフリー情報のオープンデータ化を一層推進していきます。

※1 歩行空間の形状に合わせてノード(点)とリンク(線)を配置し、属性として段差や幅員等の情報を持たせてデータ化したもの。歩行者向けのナビゲーション等に用いられる。
※2 Geographic Information System(地理情報システム)の略。位置情報を持つ空間データを総合的に管理・加工し、視覚的に表示すること等ができるシステム。

 

データ整備ツールの概要

 データ整備ツールは、歩行空間のバリアフリーに関する情報をデータ化するWebツールです。(別紙参照)
なお、データ整備ツールは試行版であることから、国の機関、地方公共団体、大学等の研究機関に限り利用することができます。
 

データ整備ツールの利用方法

 データ整備ツールは、利用許諾書に同意し、国土交通省へ利用申請書を提出いただいた方に提供しています。利用申請を
行う前に必ず利用許諾書をお読みください。
 データ整備ツールの利用を希望される場合は、下記URLをご確認ください。

 http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/soukou/sogoseisaku_soukou_tk_000041.html

お問い合わせ先

国土交通省 政策統括官付 企画専門官  原田 洋平
TEL:03-5253-8111 (内線53102) 直通 03-5253-8794 FAX:03-5253-8106
国土交通省 政策統括官付 主査      原田 勝敏
TEL:03-5253-8111 (内線53115) 直通 03-5253-8794 FAX:03-5253-8106

Get ADOBE READER

別ウィンドウで開きます

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
左のアイコンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご覧ください。

ページの先頭に戻る