環境

川に学ぶ社会を目指して

川に学ぶ社会とは

 川は人間にとってなくてはならない恩恵をもたらす一方、時に大規模な氾濫を生じ、人間の生存を脅かす存在でもあった。しかし川は自然環境の最も豊な一部であり、そこに川の特殊性を反映する多様で特殊な生態系が見られ、地域住民にとって貴重な自然体験、交流の場であった。決して意のままにならない川の自然や生物と向き合うことで、子どもたちの感性が磨かれ、創造力が養われた。自然と真剣に向き合うことで、生命の大切さ、自然の法則や仕組みを理解することができるのである。

 川は人間と自然とのかかわりのすべてを多様にかつ端的、かつ具体的に示す場であることによって、環境教育の場として最も優れたものであると言ってよい。川と人間とのかかわりをよく認識して、それぞれの流域に特徴ある川と人間社会を実現していくことが、「川に学ぶ」社会を築いていくことであり、ひいては地球環境の保全につながっていくものである。


「川に学ぶ」社会の実現のために

「川に学ぶ」社会の実現のためには、次の4つの基本方針が重要であると考える。


1)人々の関心を高める魅力ある川(づくり):人々が川に関心を持つためには、川をもっと魅力あるものにすることが必要。

2)正しく広範な知識・情報の提供:人と環境との関わりや立場の理解、川の安全な利用のためには、川に関連した正しく広範な知識・情報が不可欠。

3)川に学ぶ機会の提供:人と自然との共生のための行動意欲、自ら危険を回避する態度を身につけるためには、「川に学ぶ」機会が必要。

4)主体的、継続的な活動のために(の支援・枠組み):利用者、住民、河川管理者、地方公共団体等がそれぞれの役割を果たすとともに、各主体の連携を図ることが必要。


川に学ぶ活動支援等

「子どもの水辺」再発見プロジェクト

 上記「川に学ぶ小委員会」の報告「川に学ぶ社会をめざして」を受け、河川環境学習に係る取り組みの展開を図るため、翌11年度より国土交通省・文部科学省・環境省(農林水産省も協力)が連携する「『子どもの水辺』再発見プロジェクト」が進められています。

 このプロジェクトは、「川に学ぶ」体験を推奨する観点から、各組織が連携して「子どもの水辺」の選定・登録及び必要に応じ整備を行うことにより、子どもたちの河川の利用を促進し、地域における子どもたちの体験活動の充実を図ろうとするものです。

 「子どもの水辺」に登録することにより、子どもたちが身近で遊ぶことのできる水辺が増え、また、行政と市民、学校等が一体となって環境学習・体験活動に取り組むことができます。

 また、登録を推進する組織として「子どもの水辺サポートセンター」を設立し、上記施策の普及・推進等様々な支援策を通じて、地域で活動する学校の先生や市民団体の皆様の活動を支援しております。



市民団体等の活動

川に学ぶ体験活動協議会(RAC)の活動を紹介。


川に学ぶ体験活動協議会(RAC)   RAC 川に学ぶ体験活動協議会

川の学習素材

川についてのパンフレットや人材等、国土交通省が持つ学習素材を紹介します。(利用したい川のある地域のHPにリンクします。)

地方
  北海道 東北
  関東 北陸
  中部 近畿
  中国 四国
  九州 沖縄
沖縄総合事務局 九州地方整備局 四国地方整備局 中国地方整備局 近畿地方整備局 中部地方整備局 北陸地方整備局 北陸地方整備局 関東地方整備局


子どもの水辺サポートセンター

川に学ぶ体験活動協議会

全国の水難事故マップ2003-2011

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