環境

川の安全利用

恐さを知って川と親しむために

 近年の自然志向・アウトドア志向を受けて河川をキャンプ等の活動の場として利用する市民の方々が増加しておりますが、一方で河川における水難事故も毎年発生しています。また、そのような水難事故の要因は、ひとたび豪雨があれば穏やかな川がたちまち激流に変貌するという河川の自然性、河川に関する知識や情報提供のあり方など多種多様なものが考えられます。

 このようなことから、国土交通省では河川管理と河川利用の双方の観点から、河川利用者の自己責任や河川の自然性を踏まえた適正な河川利用のあり方、出水時等における安全確保のあり方などについて検討し、安全な河川利用を進めるための指針となるよう、提言「恐さを知って川と親しむために」をまとめています。

急な増水による河川水難事故防止アクションプラン

 近年、河川における水難事故が多発傾向にあることから、国土交通省では、緊急的に取り組むべき事項などを『急な増水による河川水難事故防止アクションプラン』としてとりまとめ、全国の河川管理者へ周知しています。

 今後、本アクションプランをもとに、関係機関と連携しながら、急な増水に関連した河川情報の提供や、河川の安全利用についての啓発活動等に取り組んでいきます。


 ※急な増水とは
 上流の大雨によって引き起こされる河川の急激な水位上昇現象を指す。
 河川利用者のいる場所では晴れていたり雨が少ない場合もあり、急な増水に気付かず、避難が遅れて流されるなど水難事故につながってしまう場合がある。



   RAC 川に学ぶ体験活動協議会  全国の水難事故マップ2003-2011

中小河川における水難事故防止策検討WG報告書(平成21年1月)

 近年、河川における水難事故が多発傾向にあることから、国土交通省では、緊急的に取り組むべき事項などを『急な増水による河川水難事故防止アクションプラン』としてとりまとめ、全国の河川管理者へ周知しています。

 近年、局地的豪雨が多発しており、各地で水害や水難事故が発生している。兵庫県都賀川では、平成20年7月28日に発生した局地的豪雨により、雨の降り始めから10数分程度という極めて短時間に水位が1m以上も上昇し、児童を含む5 名が亡くなるという水難事故が発生しました。

 都賀川における事象は、水位が上昇し始めてから河川利用者が避難をし始めたのでは、避難に必要な時間を十分に確保できない今までにない急な増水であり、局地的豪雨が多発している近年の傾向を考慮すると、今後も各地でこのような急な増水が発生する可能性があります。

 河川管理者をはじめとする行政および河川利用者は、このような急な増水による水難事故の可能性を認識した上で、これまでの双方における取り組みを見直すとともに、新たな対応を図っていく必要があります。

 一方、川は、学び、行動する場として非常に優れたものであるが、都市の発展により生活の上で川と直接に接する機会が少なくなり、また、河川整備が進み水害・土砂災害が減少したことにより、川に対する畏敬や恐怖心が薄れつつあること等により、地域の人々の意識から河川の存在が遠いものとなってしまっていました。 

 本報告は、人間と自然との接点として今後も重要な役割を担う河川の利用に際して、局地的豪雨により発生する急な増水による水難事故防止の観点から、今後の啓発活動、情報提供のあり方などについてとりまとめたものです。


河川水難事故防止に関する取り組み代表事例集

各地で実施されている看板の設置、啓発活動の実施に関する代表事例をまとめました(H21.7)。

河川水難事故防止対策の代表事例や対策のポイントをまとめました(H22.4)。


   RAC 川に学ぶ体験活動協議会 全国の水難事故マップ2003-2011

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