水管理・国土保全

  

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阿武隈川の自然環境

雄大な自然がおりなす河川環境

阿武隈川には、多くの自然公園、自然環境保全地域が存在することから分かるように、数多くの自然環境が作りだす名勝地が存在します。特に、数多くの奇岩が点在する渓谷景観がある阿武隈峡、阿武隈渓谷の他に、日本の滝百選に選ばれている「乙字ヶ滝」等があり、すばらしい河川景観を呈しており観光名所にもなっています。

平野部を流れる区間でも、「隈畔」は吾妻連峰を背景に流れる阿武隈川の風光明媚な趣を醸しだし、また「岡部」には毎年10月の末頃から多くの白鳥が飛来し、人々の心をいやす存在になっています。


隈畔地区の風景(福島市)


乙字ヶ滝(須賀川市)



アユやサケの産卵場

阿武隈川は、魚類の生息環境となる瀬や淵、アユの産卵床、様々な動植物の生息・生育・繁殖環境などがあり、豊かな表情を有しています。河口から83kmにある信夫ダムの直下までは阿武隈川らしさを代表する天然アユやサクラマス・サケが遡上し早瀬付近で産卵するなど、現在良好な河川環境が維持されている状態です。


サケ・アユの産卵場(河口より35.0km付近)


尺アユ(左) アユのハミ跡(右)




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