○ 日本は、国土の約60%が積雪寒冷の度がはなはだしい、いわゆる雪寒地域であり、約4分の1にあたる人が暮らしています。
○ 日本の雪国の都市はヨーロッパや北米の大都市よりより低い緯度に存在しますが、降雪深は同等以上となっています。(注1)
○ 大雪が降ると雪崩や路面が凍結しスリップ立ち往生が起こります。
○ このような災害を防ぐために、道路管理者は凍結防止剤の散布や防雪対策による冬期の安定した道路交通の確保の推進しています。
○ 大雪や吹雪の際に立ち往生車両によって、緊急通行車両の通行が確保できず、災害応急対策の実施に著しい支障が生じるおそれがある場合は、
平成26年11月に改正された災害対策基本法を適用し道路管理者による移動を行います。
(注1)日本の降雪深は気象庁のホームページ、世界の降雪量は各都市のホームページ等から参照しており、計測方法は異なる可能性があります。
図2:雪による立ち往生の写真(平成28年度:山陰地方)、防雪設備の例(北陸地方整備局)、立ち往生車両の移動(四国地方整備局)