平成17年度主要建設資材需要見通し

国土交通省総合政策局建設振興課労働資材対策室資材係
平成17年6月15日公表

1.平成17年度の主要建設資材需要見通し
2.平成16年度及び17年度の概況
 平成16年度の主要建設資材の需要量は、同年度の建設投資(見込み値)が対 前年度比3.2%減(実質値)で、うち 建築部門では1.2%増、土木部門では8.3%減となったことから、セメント、生コン、骨材、木材、普通鋼鋼材及びアスファルトは減少となった。

 平成17年度の主要建設資材の需要量は、同年度の建設投資見通しが対前年度 比3.1%減(実質値)で、うち建築部門では0.7%減、土木部門では6.0%減と見通されていることから、セメント、生コン、骨材、木材、普通鋼鋼材及 びアスファルトは減少する見通しである。但し、木材は、横ばいで推移する見通しである。

資材名称 単  位  需  要  量   伸  び  率 
H15年度
実 績 値
H16年度
実  績  値
H17年度
見 通 し
16/15
 
17/16
 
セメント
万t
5,969
5,757
5,500
−3.6%
−4.5 %
生コンクリート
万m3
  12,507
11,908
11,400
−4.8%
−4.3%
骨  材

砕 石
万m3

万m3
42,760

18,505
36,627

16,479
35,700

15,800
−14.3%

− 10.9%
−2.5%

−4. 1%
木  材
万m3
1,404
1,345
1,350
−4.2%
 0.4%
普通鋼鋼材

形  鋼

小形棒鋼
万t

万t

万t
2,518

570

983
2,506

562

972
2,420

570

930
−0.5%

−1. 4%

−1.1%
−3.4%

1.4%

−4.3%
アスファルト
万t
323
301
280
−6.8%
−7.0%


(注5)16/15の伸び率は、千t及び千m3単位で計算し記載している。

3.目的
 建設事業に使用される主要な建設資材の平成17年度における年間需要量の見通し 結果を公表することにより、建設資材の安定的な確保を図り、円滑な建設事業の推進に資することを目的とするものである。

4.対象建設資材
(1)セメント、(2)生コンクリート、(3)骨材、砕石、(4)木材、 (5)普通鋼鋼材、形鋼、小形棒鋼及び(6)アスファルトの6資材9品目を対象としている。

5.需要見通し推計方法
  平成17年度の主要建設資材の需要見通しは、「平成17年度建設投資見通し (平成17年6月7日国土交通省情報管理部建設調査統計課)」の建築(住宅、非住宅)、土木(政府、民間)等の項目ごとの平成17 年度建設投資見通し額に、建設資材ごとの原単位(工事費100万円当たりの建設資材需要量)を乗じ、さらに各建設資材の需要実績等を 考慮して、平成17年度の主要な建設資材の国内需要の推計を行った。

6.建設資材の需要見通しの対象
  建設資材の需要見通しの対象は、次のとおりである。

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