Ⅳ 申請書データ入力(申請共通画面)

3.完工高

【入力が必要な方】

  • すべての申請者

図 Ⅳ-3.完工高入力画面

  • 画面左の『完工高』をクリックすると、上記画面が表示されます。

  • 本申請に用いる経営事項審査(総合評定値通知書)の年間平均完成工事高を、画面上の細区分工種にあわせて分割し、入力してください。

≪ 入力例 ≫
経営事項審査(総合評定値通知書)において「管」の年間平均完成工事高が10億円である業者が、インターネット一元受付を申請する場合は、次のようになります。

  • 申請者において、「管」の完成工事高10億円を、工事内容を鑑みて、細区分工種の「暖冷房衛生設備」3億円と「水処理設備」5億円と「施設保全」2億円に分割して計上します。

  • 首都高速道路株式会社では希望工事種別「管工事」3億円、「その他(申請外)」5億円、「道路保全施設工事」2億円という内容で自動的に計上されます。

  • 日本下水道事業団では、希望工事種別「建築機械設備工事」10億円という内容で自動的に計上されます。

建設業許可
工事種別
細区分工種 首都高速道路株式会社 日本下水道事業団
10億円 暖冷房衛生設備 3億円 管工事 3億円 建築機械
設備工事
10億円
水処理設備 5億円 その他(申請外) 5億円
施設保全 2億円 道路保全施設工事 2億円
  • 首都高速道路株式会社及び日本下水道事業団以外の機関にあっても、同様の方法で登録希望の有無を問わず、細区分工種に対応した希望工事種別の年間平均完成工事高は自動計算され計上されます。
    各機関の希望工事種別の登録を希望するか否かは、各機関の「完工高・希望工事」画面において、該当する部局等がチェックされているか否かで、判断されることになるので、必ず希望する部局の「完工高・希望工事」画面に入力してください(「完工高・希望工事」の入力については、こちら以降をご参照ください。)。

  • 申請者が入力される建設業法工事種別の年間平均完成工事高の合計額は、申請書データの送信の際に、本システムで所有する経営事項審査(総合評定値)データにおける建設業法工事種別の年間平均完成工事高の合計額と照合します。照合した結果、入力された年間平均完成工事高に過不足がある場合には、受信エラー画面とともに、該当エラーメッセージが表示されることになります。

  • 経営事項審査(総合評定値通知書)上の建設業法工事種別の年間平均完成工事高が「0(ゼロ)」であっても、経営事項審査(総合評定値通知書)を受けていれば、当該建設業法工事種別に対応する各機関の希望工事種別への申請は可能です。逆に、各機関の希望工事種別に対応する経営事項審査(総合評定値通知書)上の建設業法工事種別のうち1種類以上の建設業法工事種別で経営事項審査(総合評定値通知書)を受けていなければ、各機関の希望工事種別への申請はできません(※公共事業の発注する機関の多くは、自身の事業特性に合わせて、建設業法工事種別とは異なった希望工事種別を定めています。各機関の希望工事種別と建設業法工事種別の対応関係については、「申請書データ入力(機関個別画面)」を参照してください)。

  • 細区分工種の工事の内容はこちら、建設業法工事種別の細区分工種と各機関における希望工事種別との関係についてはこちらにそれぞれ記載してあります。

  • 各機関の完工高・希望工事の入力画面における希望工事種別の年間平均完成工事高の合計は、経営事項審査(総合評定値通知書)上の年間平均完成工事高の合計と合わない場合があります(経営事項審査の端数処理の関係)が、完工高入力画面の建設業法工事種別ごとの年間平均完成工事高の合計が経営事項審査(総合評定値通知書)上の建設業法工事種別ごとの年間平均完成工事高と一致していれば、総合計が違っていても問題はありません。