第2節 転換期を迎える我が国の人口
 
 我が国の住宅・社会資本は先進諸国に遅れて整備が始まり、変化する経済・社会の動きを追いかけながら急速に蓄積されてきた。その結果、現在でも地域格差やなお立ち遅れている部門は残されているものの、総体としてのその整備水準は着実に向上しており、近年の世論調査の結果でも住宅・社会資本に対する国民の満足度も着実に向上してきている。
 
居住地周辺における社会資本の整備状況についての評価
 
 今後、情報化・グローバリゼーション・地球環境問題などの社会・経済の大きな変化の中で新たに必要となる住宅・社会資本整備を行い、かつ残された問題を解決するためには、将来へのなるべく確かな見通しを持たなければならない。そのために、社会経済の基礎的要因となる人口の動きに着目して、可能な限り社会経済の変化要因を捉え、その中での住宅・社会資本整備のあり方を考えなければならない。