1.国内観光の振興

(1)魅力ある観光地づくりの推進

1)観光振興を通じた雇用創出、まちづくり、地域の活性化
 実務経験者等からなる観光まちづくりアドバイザーを地域に派遣し、観光まちづくりや人材育成等の取組みに関する提言等を実施している。また、国民の旅行目的や旅行形態の変化を踏まえ、ゆとりある休暇を活用して地域に暮らす人々と交わり、地域の生活、文化、自然を体験する「滞在型観光交流空間」の実現に向けた調査を行うなど、観光による地域の振興、雇用の創出、地域の活性化を図っている。

2)観光基盤施設の整備
 自動車旅行者の利便の増進を図り、魅力ある個性的な観光地を創出するため、一定のテーマの下に広域観光案内板、小規模休憩施設の整備を行う「広域観光テーマルート」の整備を12年度から行っている。
 また、13年度には、北海道をモデル地区として、携帯端末を含めた複数の情報端末(カーナビ、携帯電話、PDA等)に標準化された方式に基づきリアルタイムな観光情報を提供するシステムの実証実験を行った。
 さらに、13年度よりバリアフリー観光空間の整備事業を創設し、高齢者等が気軽に出かけられるよう、観光地のバリアフリー化を図る地域に、バリアフリー型トイレの重点的整備や、観光案内所、休憩施設等のバリアフリー化等を行っている。
 このほか、観光基盤施設として、国際交流拠点・快適観光空間の整備も行っている。

 

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