(5)船舶排出ガス問題への対応等新たな技術開発・規制の活用

 船舶からの排出ガス削減に向けての取組みについては、IMOに対して、世界的な取組みをさらに促すための検討の必要性を強調するとともに、世界をリードする造船技術を活かした次世代内航船(スーパーエコシップ)の開発等を進めている。また、ディーゼルエンジンと比較して約10分の1のNOx排出量で同等の燃費を誇るなどの優れた特徴をもつ舶用ガスタービンエンジン(スーパーマリンガスタービン)の開発も推進している。

図表II-4-8 次世代内航船(スーパーエコシップ)の研究開発
図表II-4-8 次世代内航船(スーパーエコシップ)の研究開発


 またCO2排出量削減を図るため、アイドリングストップ装置搭載車の普及や、安全面から平成15年より規制が導入されるスピードリミッターの義務付けについても推進を図る必要がある。

 

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