4.航空交通における安全対策

 航空行政を推進するに当たって、最も重要なことは、安全の確保である。日本の航空管制システムは、航空交通の増大や多様化に対応して、管制業務実施体制の強化等を行うことにより、安全の確保を図ってきた。しかしながら、13年1月、日本航空907便のニアミス事故が発生した。このことは、極めて憂慮すべき事実であり、一刻も早く、より適正な管制業務の実施により、航空の安全を確保し、管制業務に対する国民の信頼を回復することが急務となっている。このような認識の下、以下の安全対策を着実かつ速やかに実施する必要がある。

図表II-6-24 我が国における航空交通の安全対策の強化
図表II-6-24 我が国における航空交通の安全対策の強化

 

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