1.情報化施工の推進

 建設工事における情報化施工(注)を推進するために、建設生産プロセスの各段階において必要となる情報を連結・共有化し、さらにCALS/ECやGISなどのデータ基盤との連携も可能とする共通のプラットフォーム(データ形式、通信プロトコルなど)を構築する。
 また、情報化施工の推進の制約となる各種規制(土工の施工管理基準の見直しなど)の洗い出しと、その緩和に向けた検討及び施工管理の合理化に向けた検討を行う。
 また、工事現場から発生する労務管理、機械管理等に関する多量の現場情報を処理するため、共通データキャリアにICカードを利用した建設ICカードを活用して現場管理業務の情報化を図り、事務の効率化、安全性の向上、コスト縮減等を推進する。



(注) 情報化施工:建設の施工段階で扱う情報を、設計から維持管理に至るトータルのプロセスにわたって利活用し、全体的な生産プロセスを合理化する技術。

 

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