第I部 人口の減少、少子高齢化の進展など人口構造の変化に対応した国土交通行政の展開 

3.ライフスタイルの変化

(1)余暇・レジャー

(余暇時間の増大)

 我が国の労働者の労働時間をみると、年間総実労働時間は、平成3年度(1991年度)の2,008時間から平成13年度(2001年度)には1,843時間となっており、この10年間で約1割減少している。

 
図表I-2-2-20 年間労働時間の推移

年間総実労働時間は1970年度は2,200時間を超えていたが、1991年度は2,008時間、2001年度は1,843時間である。
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 総務省の「社会生活基本調査」によれば、15歳以上の人が1日に余暇活動など(3次活動)に充てる時間は、平成3年(1991年)の5時間56分から、平成13年(2001年)には6時間26分へと増加している。これを年齢階級別にみてみると、3次活動に充てる時間は、30歳代後半が最も短く、60歳代以上の高齢者が長くなっており、今後、高齢人口の増大に伴って社会全体でみた余暇時間は大きく増加していくことが考えられる。

 
図表I-2-2-21 1日の生活時間(時間.分)

1日に余暇活動などに充てる時間は、平成3年は5時間56分、8年は6時間9分、13年は6時間26分である。
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図表I-2-2-22 年齢階級別生活時間(時間.分)

平成13年においては、1日に余暇活動などに充てる時間は、30歳代後半が最も短く、次に30歳代前半が短い。
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